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コンピュータと私

私にとってコンピュータとは、、、うーん、スイスナイフみたいな感じかなぁ。それ自体をいじるのは趣味ではないけど、趣味や仕事のためにはとても便利なツール。だからこそ自分に合う、自分にとって使いやすいものを選びたい。

MathematicaとMacintosh

初めてパソコンに触って利用したのは、確か1990年頃で、某理数系塾での「パラメータを見る」という数学の授業でだった。Macintosh LCとIIciだったと思う。Mathematicaという数式処理ソフトで、数式を簡単にアニメーション化できたことに、えらく感動した。ちなみに当時は、PC-98でなければパソコンにあらず、という風潮があるときで、しかもMS-DOSのコマンドを打ち込む時代だった。とにかく、その一件でコンピュータに興味が湧いた。とはいえ、Macなんてどこにも見当たらなかったので、その塾にあったPC-98でDeriveという数式ソフト(操作は簡単だったけど、Mathematicaのようなインパクトはなかった。)を使ったり、高校生だったけど東大駒場生協に潜り込んで買ったポケコン(ポケットコンピュータ)を使ってBASICプログラムを書いたりして、しだいにコンピュータにのめり込んでいくことになった。

PowerMacintosh6100/60AV

1994年、初代PowerMacintoshが発売された。あこがれのMac、ということでPM6100/60AVを購入した。大学でパソコンサークルにも入った。そのサークルでは、MIDIにはまることになる。サークルでのMIDI環境はPCだったので、家でMacで打ち込んで大学でPCで確認、これのくり返しで結構大変だった。ちなみにWindows3.1が出た頃だったけど、PCではWin用ソフトを使う時以外はDOSを使っていた。そうそう、友人に勧められてe-mailを始めたのもこの頃。ただし、まだプロバイダはほとんどなかったので、大学のUNIXを使った。Emacsで。パソコン通信(Nifty Serve)もやっていた。Mac、Win3.1、DOS、UNIX、これだけ色んなOS使っていたんだからマルチユーザーと名乗ってもいいよね。

webとgraphicsとPowerBook550c

1995年。本格的にインターネットに興味を持ち、とりあえずEmacsでhtmlを書いて、ホームページを立ち上げてみた。かなり感動したね。世界のどこからでも自分のページが見られるんだもの。ま、日本語だけだったけどね。内容は天文サークルで撮影した星の写真がメイン。その関係でPhotoshopを使いはじめた。その年の秋、Windows95が発売。すごい騒ぎだった。Win95がパソコン普及に大きな影響を与えたのは事実でしょう。インターネットの普及はもう少し後かな。それでもPCではDOSがメインだった。パソコンの普及で環境が変わりはじめたのは、出版業界。MacでDTPが流行のようだった。バイト先の数学専門の某出版社でも導入し、Macを使っているという理由でいろいろ手伝うことになった。例えば、ある参考書の図形の半分くらいは私がIllustratorで描きました。まだ売っているかなあ。そんな感じで、家、大学、バイト先とパソコンを使う機会が増えてきたため、2台目にノート型パソコンが欲しくなった。で、買ったのがPowerBook550c。Macintoshのノート型。日本限定の大画面タイプ。画面の美しさに一目惚れした。当時液晶画面は、白黒ばかりでカラーは少なく、しかもDSTNという非常に見にくいタイプばかりで、綺麗なTFTタイプは非常に高価だった。ところが、発売当初50万円近くもしたTFTのPB550cが半年で半値以下になっていたため、迷わずそれを選んだのでした。PowerPCではなかったけど、そんなに遅いと感じたことはなかった。

インターネットプロバイダ

Mac街道まっしぐら状態で1996/1997年。インターネットが普及しはじめ、私もプロバイダ(so-net)に加入。この年、イギリスへ語学短期留学をしたのだけど、そこで知り合った人とは今だにメール繋がりがあり、インターネットの偉大さが感じられた。ちなみにメールでやりとりしなかった人とはすでに繋がりが途絶えてしまっている。またこの年、LC475とClassic IIが転がりこんできて、家族用インターネット端末になる。ちなみに当時、so-netの横浜アクセスポイントはどこも混んでいたので、ocnに乗り換えた。ISDNを導入したのもこの時。

LAN構築

1998年。研究室内のネットワークの情けなさに奮起し、ネットワークの勉強を始める。この時、共用のパソコン(PM G3/233DT、PM7200/90)と私のパソコン(PB550c)の3台のみ、インターネットに繋がっていました。そして共用パソコンをプリンタサーバにして、自分だけは快適な環境にしてました。(笑)

iMac(Rev.C/Grape)とiBook(TG)

1999年。他の人が自分のパソコンをインターネットに繋ぎたい、と言ってきたので、ちゃんとネットワークを組もうとした。しかし、IPアドレスに限りがあるので、古くなって使わなくなったPCをLinuxでプロキシサーバにすることにした。が、ネットワークカードが2枚読み込まれない。ずっと悪戦苦闘してたけど、ハードが対応していなかったようだ。結局この年は、一つのIPアドレスをみんなで使った。つまり同時に複数の人は利用できなかった。この年の春に家用のパソコンをiMacに。そして秋、iBookが発売! PB550cも遅く感じてきし、何よりもデザインの斬新さ、白いノートパソコンって綺麗!ってことで一目惚れし、発売と同時にタンジェリンを購入。オレンジ色の方が洒落た感じがしたので。

2000年。結局、ルータを買うことにし、めでたくみんなが同時にインターネットに繋げるようになった。もちろんプリンタサーバも立ち上げた。さらに、蛍光顕微鏡にデジカメを接続した関係上、デジカメの繋がったPCをファイルサーバにした。かなりまともなネットワーク環境になった。

New iBook(Dual USB)でモバイラ

2001年。New iBook発売。初代iBookの時と同様、白に惚れました。発売と同時にコンボモデルに買い替え。初代iBook(TG)は7万円位で売れました。そしてこれを機にAirMacも導入。憧れの無線LAN。もともとiBookは電池が長持ちなので、全くのコードレスになりました。この快適さは体験しないとわからないでしょう。重量も軽くなり、いつも持ち歩くようになった。そして、ドッチーモと接続し、PHS/携帯でインターネット接続するようにもなり、いつの間にかモバイラーに。

デジカメとNew iMac(FlatPanel)

2002年。水中写真が撮りたくてデジカメ購入。ダイビングに行くときは、ファイルサーバとしてiBookも持参。家用パソコンを発売されたばかりの液晶iMacに。やっぱりG4は速い。

PowerBookG4(12-inch)でモバイラ改

2003年。Macユーザー待望の12インチPowerBookの発売。歴代PowerBookで最小最軽量。しかも無線LANが見切り発車のIEEE802.11g。G4ノートに乗り換えようと思っていたのでかなりタイムリー。画面やキーボードもなかなか良い。ちょっと熱くなりすぎだけど。外では無線LANが使えるところが増えたので、もはや携帯で通信はしなくなった。

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