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コーヒーか紅茶か

私はコーヒーが大好きである。それに劣らずミルク入りの濃いアールグレイも好きである。どちらかがないと１日が始まらない、もしくは食事が終わらない気さえする。そしてこれらを飲むときは単独で飲み、他のものは食べない。

しかしケーキを食べるときは話が変わってくる。コーヒーやアールグレイだと味が濃くてケーキが負けてしまうためだ。だからケーキのときはストレートのダージリンやウバにする。アールグレイやコーヒーは、濃いチョコレートケーキのとき。この組み合わせもまた幸せになれるのである。

実は以前は紅茶ばかり飲んでいたのだけど、コスタリカへ行ってからはコーヒーばかりになってしまった。ここで飲んだコーヒーは、見た目はかなり濃そうだったのだが、飲んでも口の中に味が残るようなことはなく、味がしっかりとしているのにすっきりしているのだ。おいしいを通り越して気持ちがよかった。近くのグアテマラやコロンビアとも全く異なるタイプである。ここにコーヒーの奥深さを感じ、虜になってしまった。帰国後、コスタリカのコーヒー豆を探したのは言うまでもない。しかしマイナーな国のコーヒーなのでどこにも売っていなく、やっとのことで（というより偶然）日吉の骨董品屋さんで見つけたのだ。ちょっと値段が高かったので毎日飲むわけにはいかないけど、楽しみが増えたわけでした。

紅茶への興味がなくなったわけではない。お気に入りのマンガ「PapaToldMe」ではよく紅茶を飲むシーンがある上、このマンガのファンにも紅茶好きが多く、かなり影響されて気になっている。しかし紅茶はコーヒー以上に種類が多く、入れ方もかなりデリケートなところがあるため、なかなか自分で入れて飲むことがない。まあ、そんなこと言ってても進まないので、とりあえずいろいろ飲んでみないとね。